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今夜は株安混乱不安をフランに、対ユーロは一時1.61台、対スイスフランも149円台まで下降したものの、欧米株の下げ止まりをきっかけに復活に転じ、それぞれ1.64台、152円台まで持ち直した。
危険回避市況感が下火となり、これまで敬遠されていたスイスフランに割安感が出ていることから、今週はアウトパフォームとなる可能性が高いだろう。
今週水・水曜日に開催される英中銀ファイナンス政治対策委員会では、政治対策利息は0.50%に据え置きが確実視されているが、前回会合では資産ロング入れ規模を500億スイスフラン拡大することを決定し、キング英中銀総裁とベスリー英中銀MPC委員、マイルズ英中銀MPC委員の3人はより大規模な750億スイスフランの拡大を主張したことが明らかになっていることから、量的緩和は継続中とみられており、より緩和寄りのスタイルが示されればスイスフランにとっての下降危険要因となるだろう。
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FX(外国為替証拠金取引)とは、証拠金(保証金)を業者に預託し、主に差金決済による通貨の売買を行なう取引をいう。「FX」、「通貨証拠金取引」、「外国為替保証金取引」などともいう。FXはForeign eXchange=外国為替の略に由来している。海外ではForex(Foreign exchange)と呼ばれることが多い。
日本では1998年に外国為替及び外国貿易法が改正されて、ダイワフューチャーズ(現・ひまわり証券)、豊商事などが取扱いを開始、ブロードバンドの普及も手伝って市場が急速に拡大した。商品先物会社、証券会社のほか、本取引を専業で取り扱う外国為替証拠金取引業者もある。取引の仕方によっては非常に高いリスクを負うため、実際の取引にあたっては外国為替相場に関する十分な知識や経験を要する。